楽器を演奏する方が賃貸物件で一人暮らしをする際には、部屋でも練習したいですよね。
一般的な賃貸物件で演奏すると、まわりの部屋に音が響き、騒音トラブルに発展する可能性があります。
楽器OKという物件がありますが、どのような楽器でもよいというわけではありませんし、自分でも防音対策をすることをおすすめします。
そこで今回は、賃貸物件の契約を検討している方に向けて、一人暮らしで楽器を演奏したい場合の対処法をご紹介します。
楽器OKの賃貸物件で一人暮らしをする際にはどのような楽器を演奏できる?
まず楽器を演奏したい方は、詳細に「楽器可」あるいは「楽器相談可」と記されている賃貸物件を選びましょう。
しかしどちらの物件も、しっかりとした防音設備が整っているわけではありません。
つまり音がまわりの部屋に響きますし、24時間いつでも好きな時間に演奏できるわけではなく、常識の範囲内で演奏することが前提です。
たとえば演奏できる時間を10時から20時に決めていたり、楽器の種類を制限したりして、「多少の演奏は許可している物件」だということをまずは認識しましょう。
では楽器OKの物件で常識の範囲内だとされる楽器の種類をお伝えしますね。
●電子ピアノ
●ギター
●ベース
上記のようなものについては、演奏を許可している物件が多く、トランペットなどの管楽器は許可されていない物件がほとんどのようです。
しかし周辺の環境や大家さんの意向もあるので、物件を検討する際に、演奏したい楽器がOKかどうかを確認してくださいね。
賃貸物件で楽器の演奏をする際に一人暮らしでもできる防音対策とは?
賃貸物件で演奏する際には、音だけではなく振動もまわりの部屋に響きます。
またまわりの住人が自分と同じライフスタイルだとは限りません。
なかには活動する時間が逆の人もいるかもしれませんよね。
演奏できる時間帯だといっても、なるべく音漏れや振動を防ぐ対策をしてください。
そこで一人暮らし向けの賃貸物件でもできる防音対策をいくつかお伝えしますね。
●吸音シートを壁に貼る
●カーテンは防音性の高いものにする
●床にマットを敷く
壁に貼るタイプの吸音シートや、壁に立てかけるボードが販売されています。
このようなグッズを使用すれば、隣の部屋への音漏れを少しでも軽減できますよ。
またカーテンは通常のものではなく、防音性の高い生地で作られたものを取りつけましょう。
さらに下の階への振動を防ぐために、床には防音マットを敷くとよいですよ。