これから彼や彼女との同棲を検討している方は、互いが快適に暮らせる賃貸を探していませんか？
2人の距離感や生活スタイルに合わせて、ベストな広さの賃貸が望ましいです。
そこで今回は、同棲カップルにとって快適な平米数の目安を紹介します。
同棲カップル向けの快適に過ごせる平米数は？
同棲カップルにおすすめの平米数は、40平米か50平米です。
国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」では、2人暮らしには最低30平米の広さが最低限必要とあります。
しかし30平米の場合、ゆとりのあるLDKの間取りが叶わないことも多く、住んでいて狭く感じがちです。
国土交通省の「誘導居住面積水準」には、推奨している居住空間の広さを定めています。
これによると、2人暮らしに理想的な広さは55平米です。
55平米では、間取りは1LDK・2DK・2LDKで、大型のソファを置いたり個室を作ったりできる広さです。
ただし、そこまでの広さを求めているカップルは少ないでしょう。
実際、2人入居可の賃貸住宅に多い間取りは、30平米よりも広めの1Kか1LDK、または40平米や50平米くらいの2DK・3LDKです。
多くの同棲カップルが求める部屋の広さも、40平米か50平米くらいといえます。
40平米と50平米の広さで叶う暮らし方
■40平米
40平米の広さは、互いの存在を常に感じていたい、あまり物を持ち込みたくないと考えている同棲カップルにおすすめです。
ゆくゆくは結婚や出産を機に、もっと広い住居への引っ越しを考えていたり、LDKが欲しいけれど家賃も抑えたいと考えていたりするカップルにも向いています。
40平米の広さのイメージは、畳に例えて約24畳分です。
収納スペースや水回りなどを差し引くと、実際にくつろげるスペースはおよそ16畳程度になります。
寝室の一部にデスクを置くなどして、個人的なスペースを作り出すことも可能です。
寝室を広く使い、大きなベッドの設置や個人的な空間を作りたい場合は、DK8畳・居室8畳の間取りを探しましょう。
一緒に過ごす時間を増やして仲を深めたいカップルは、LDK12畳・居室6畳程度の間取りがおすすめです。
■50平米
50平米の広さは、生活スタイルが異なるので寝室を別にしたい、個室が欲しい、収納スペースを広く使いたいと考えているカップルに向いています。
40平米と比べ、家賃が高く掃除も大変ですが、出産して子供ができてからもゆとりを持って住み続けられます。
50平米は畳でいうと約30畳分で、居住スペースはおよそ22畳です。
交流関係の広い方は、一室に友達を泊めることもできます。
部屋数を多くしたい場合は、LDK14畳・居室4畳2つやLDK12畳・居室6畳2つが一般的です。
一方で部屋を広く使いたい場合は、LDK12畳・居室12畳やLDK16畳・居室6畳の賃貸住宅が多く見られます。
