月々の家賃をきちんと納めるのが、賃貸物件での暮らしのルールです。
しかしどうしても支払いが厳しくて滞納してしまったり、銀行に残高がなかったりして、うっかり延滞してしまうこともあると思います。
このような場合、どのような対応がとられるのでしょうか?
そこで今回は賃貸物件暮らしの方やこれから契約する方に向けて、家賃を滞納するとどうなるのか、また払えない場合の対処法をご紹介いたします!
賃貸物件で家賃をどのくらい滞納したら強制退去になるの?
賃貸物件で家賃を滞納したらすぐに強制退去になるのではなく、以下の流れで督促が進められます。
1カ月以内
借主へ電話や書面などでの連絡が数回おこなわれます。
1カ月から2カ月
借主と連絡が取れない場合は連帯保証人へ電話や督促状の送付などで連絡をとり、本人へは内容証明郵便で書面が届きます。
連帯保証人への連絡は本人が部屋で倒れているなど、連絡が取れない理由や安否を確認するためにおこなわれます。
すぐに連帯保証人が費用を負担する必要はありませんが、余計な心配をかけないためには、1カ月以内に大家さんや管理会社に連絡するのがオススメです。
3カ月から半年
契約解除通知が本人のもとへ届き、裁判所へ請求の申し立てがおこなわれます。
半年以降
自主的に退去しない場合は、裁判所により強制退去が命じられます。
これは強制退去までずっと滞納し続けた場合の流れで、あくまでも目安です。
半年までは強制退去されないから滞納しても大丈夫とは思わず、原則的には月々の家賃をきちんと納めるように心がけましょう。
賃貸物件で家賃を滞納してしまう場合の対処法は?
どうしても今月は家賃を払うのが厳しいという月もあると思います。
そのような時は、大家さん・管理会社・不動産会社などに電話で連絡し、事情を伝えましょう。
延滞してしまう理由をはっきり伝えられれば、分割での支払いに応じてくれる場合が多いので、早めに連絡をすることが大切です。
しかしなかには分割払いには応じず、連帯保証人へ対応をお願いする大家さんもいるので、はじめから無理のない家賃の賃貸物件を選ぶことも覚えておきましょう。
また連帯保証人ではなく保証会社を利用している場合は、電話での催促や督促状などが大家さんや管理会社よりも多くあるので、気をつけてくださいね。
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まとめ
今回は賃貸物件暮らしの方やこれから契約する方に向けて、家賃を滞納するとどうなるのか、また払えない場合の対処法をご紹介いたしました。
原則的にはきちんと月々の家賃を納めるのがルールですが、どうしても厳しい場合は早めに相談をして、適切に対応しましょう!
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